達成の四つの要因


 アーネスト・ウッドは、著書瞑想入門:緊張なき精神集中への道(p.191f)において、弟子(修行者・瞑想家・実践家)の作業の達成のために必要な四つ要因を紹介している。この四つの要因は、シュリ・シャンカラーチャーリヤがサナジャティヤに注釈して、「弟子の達成は四つの原因に帰すことができるだろう」と書いたものである。

 我々にとっても妥当する、極めて有意義なコメントであるので、広く紹介したい。
 弟子の達成のための四つの要因とは、

である。

 敢えて、そのまま引用した。原文を確認していないので、訳文の問題かは不明であるが、ウッドあるいはシュリ・シャンカラーチャ―リヤが、「四分の一」と表現している点は注目に値する。あくまでも、一つの要因の部分で、一つでも欠けてはいけないのである。

 われわれの所有する「黄金の夜明け」研究会は最後の一つの場として用意された。参加者は相互に相談しながら、お互いの学習・作業・修行・道を達成してもらいたい。


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作成者: TRK
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