マサース(判田訳ヴェールを脱いだカバラ, 国書刊行会, 2000)によるカバラの主要教義と、その問い。
いまどきこれらを正面に持ってくるのは流行らないかもしれませんが、西洋オカルティズムの命題の簡単な目録と思います。
数年に一度立ち戻ると現在の自分の位置を確認することができるように思います。
また、東西の霊性、特に原始仏教と西洋の霊性の違いについて興味がある方は、これらと釈尊が「無記」として論じなかった事項を比較すると、両者の方向性の違いを知ることができるでしょう。
- 最高神は存在しているのか、最高神はどのようなものなのか。
- 宇宙が生まれてから進化してゆく様子と、宇宙の構造。宇宙論。
- 天使と人間は何故、どのように創造されたのか。
- 人間と天使の進化してゆく先の運命はどうなっているのか。
- 魂はどのようなものなのか。
- 天使、悪魔、四大精霊はどのような存在なのか。
- 法のなかに新しく発見された秘密の教義の導入。
- 数字の持つ超自然的な事柄の意味の研究。
- ヘブライ文字の持つ特異な神秘の発見。
- 正反対にあるもののバランスをとること。