2001.03.08 毎日新聞朝刊によると、
東京工業大学大学院生村上元彦(24歳 地球惑星科学専攻)と広瀬敬助教授らのグループが、世界で初めて、地球の体積の約半分を占める下部マントル(地下660ー2900km)に海水の五倍以上の水が含まれている可能性があることを実験で証明し、8日付米国科学雑誌「サイエンス」に発表したそうです。
なぜ魔術系MLにそんな記事を…と思われる方もいると思いますが、この辺の科学知識は一種神話です。
古代人は神話の世界、世界観で呼吸をしていました。バナナ(?)のタブーではありませんが彼らには神話に基いた魔術が良く効いたでしょう。
しかし、私たちは古代人ではありませんので、遺伝子操作された毒性のバナナと説明され、無理やり食べさせればショック死ぐらいするかもしれませんが、タブーでは死ねません。
魔術についても今や、科学的世界観と神話的世界観の両者がある程度密接に関係して初めて実践の中で没入できるのではと思います。(もちろん「信仰」一本槍を貫けば科学的世界観など関係無く没入できると思うが…)
そして「地球の内部は水タンク」は世界観を変える契機にもなると思うので触れて見ました。
よい瞑想課題になるやも知れません。
以上
(初出:No.1013、02/03/08)